TOTの強豪、松原 泉氏が駆り、数多くの栄冠を手にしてきたケイズファクトリーのZ1。スーパーモンスターエヴォリューションクラスにおいては表彰台の常連だが、確固たる速さはどうやって生み出されるものなのか? そのスピードの秘密は、徹底した車体の強化にあった。
Z1はサーキットを走らせようとするとバンク角がデメリットとなる。レーサー化するのなら車高アップは必須条件。まず、ステアリングヘッドの高さを決めてからリヤの車高を合わせ込むと、セッティングしやすいという。エアロフォルムが持たされたゼッケンプレートと、ネイキッドレーサーにマッチした形状のアンダーカウルはケイズファクトリーのオリジナルパーツだ。
「K'z FACTORY&ASIA:Z1」の主なカスタム内容
エンジン総排気量 | 1,197㎤ |
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ピストン | JBパワーφ76㎜ |
カムシャフト | メガサイクル |
キャブレター | ミクニTMRφ40㎜ |
エキゾーストシステム | アサヒナレーシング |
ホイール | (F)マルケジーニ 3.50-17 (R)ドゥオーモ 5.50-17 |
タイヤ | (F)ピレリ ディアブロSC1 V2 120/70-17 (R)ピレリ ディアブロSC1 V2 180/60-17 |
フロントブレーキ | キャリパー:ブレンボ 4ポット ローター:ブレンボ |
Fフォーク | CBR600F4i ブラケット CB1000SF |
Rショック | アラゴスタ |
スイングアーム | オーヴァーレーシング |
ハンドル | バトルファクトリー |
ステップ | ウッドストック |
ゼッケンプレート | K’zファクトリー |
アンダーカウル | K’zファクトリー |