デイトナは8月31日、2019年3月から発売しているバイク用レーダー探知機『MOTO GPS RADAR 4(商品番号:99247)が、CS放送の一部受信に影響を与え、電波法で規定されている技術基準に満たない無線設備であることが判明したと発表した。
人体に影響を与えたり他の機器を破壊する危険性はないが、ユーザーには使用を停止してもらうとともに、本製品の対策修理を無償で実施するとのことだ。
同社からは「MOTO GPS RADAR 4E(商品番号:99246)」、「MOTO GPS RADAR 3.0(商品番号:94420)」「MOTO GPS RADAR EASY(商品番号:94419)」なども発売されているが、本商品以外のレーダー探知機は該当しないとのこと。
他機種との違いの確認は、MOTO GPS RADAR 4はボタンが左側に配置され、裏面には商品名と品番が記載されており、記載された品番が99247であれば該当製品となる。
対策修理にあたっては製造元の株式会社コムテックで実施することになる。同社レーダー探知機対策修理受付ページにて商品やお客様情報などを登録し、同社レーダー探知機対策修理係宛へ製品を直接ご送付いただきたい。修理期間は約10~14営業日で返却される予定だ。また、本件の問い合わせに関してはデイトナではなく下記の株式会社コムテック「お問い合わせ専用窓口」に直接問い合わせいただきたい。
対策が完了した製品はシリアルナンバー部に管理用のマイクロQRコードが記載される。また対策修理を行なった製品についても識別のため、マイクロQRコードが記載されたシリアルナンバーの頭文字が「7」から始まる新しいシリアルナンバーのラベルに貼り替えている。
なお修理時には本体設定は初期化され、GPSデータは2021年7月1日データに更新されるとのこと。