2018年に新世代のCBとして登場したCB1000R。650・250・125とシリーズ展開され、人気を集めてきた。2023年11月にはCBの名を冠したCB1000ホーネットがイタリアのモーターサイクルショー・EICMAで発表され、2024年3月に開催されたモーターサイクルショーにて日本でお披露目された。
CB-Rシリーズとは異なるストリートファイタースタイルが与えられ、注目を集めた。そしてようやく2025年1月23日から発売されることになったぞ!
エンジンは2017年型CBR1000RRをベースに、新開発のピストンを採用し、バルブタイミング&リフト量を変更。トランスミッションとファイナルギヤレシオに専用セッティングを加えることで、公道で求められる低中回転域のトルク特性&出力特性に仕立てた。
フレームは近年のスポーツバイクではオーソドックスなスチール製ツインスパータイプを採用。これにSHOWA製SFF-BP倒立フロントフォークに、分離加圧式シングルチューブタイプのリヤショックを組み合わせるなど、スポーティな走りを予感させる作り込みだ。
またCB1000ホーネットには上級バージョンの『SP』も用意される。オーリンズ製リヤショックとブレンボ製フロントキャリパーを採用し、可変排気バルブが組み込まれたエキゾーストシステムやクイックシフター標準装備など、よりスポーツ志向のライダーにオススメの仕様になっている。
スタンダードのカラーリングはパールグレアホワイトで、価格は134万2,000円。SPはマットバリスティックブラックメタリックで、価格は158万4,000円になる。直列4気筒エンジン搭載車は減少傾向にあるが、新たなカスタムベースとしても要注目の1台だ!
CB1000HORNET/SP主要諸元
モデル名 | CB1000HORNET/SP ※[]はSP |
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型式 | 8BL-SC86 |
全長×全幅×全高 | 2,140×790×1,085(㎜) |
軸間距離 | 1,455㎜ |
シート高 | 809㎜ |
車両重量 | 211[212]㎏ |
燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2) | 17.7㎞/L[クラス3-2]1名乗車時 |
原動機種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ |
気筒数配列 | 並列4気筒 |
総排気量 | 999㎤ |
最高出力 | 112[116]kW(152[158]ps)/11,000rpm |
最大トルク | 104[107]N・m(10.6[10.9]㎏f・m)/9,000rpm |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクションシステム |
燃料タンク容量 | 17L |
タイヤサイズ(フロント・リヤ) | F=120/70ZR17M/C(58W)・R=180/55ZR17M/C(73W) |
乗車定員 | 2名 |
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます