古いバイクに乗るうえで気になるのが『純正パーツの供給状態』だ。不具合が生じれば乗り続けられない純正パーツも存在する。万一の自体が発生し、ケアしようにも純正パーツがすでに廃盤…。『走れない…』なんてことも十分ありうる話だ。
スズキ油冷エンジンを搭載するGSX-R(F〜M・WN〜SPR)・GSX-R1100(G〜N・W)・GSF1200系もだいぶ純正部品が廃盤になっている。そんな中、スズキ系マシンのカスタム・メンテナンスを得意とし、オリジナルパーツも多数展開する京都府のエムテックが、新たに2アイテムをリリースした。
1点目は『ICレギュレーター』だ。充電系統で故障率の高いパーツだが、すでに純正部品は廃盤になっている。そこで純正品番32500-27A00相当のモノを製作した。価格は2万9,700円。
2点目も充電系統で必要な『ブラシホルダー』だ。消耗品であり、定期的な交換が必要なパーツだが、こちらも純正部品が廃盤になっているため。純正品番31656-48B00相当のモノを製作。価格は4,950円。
どちらも目立つパーツではないが、不具合が生じれば走り続けられなくなってしまう。エムテックはこういったパーツを多数展開しているので、スズキ油冷エンジンオーナーは注目してほしい。