総合パーツメーカーのアクティブはYZF-R7のカスタムパーツを多数発売/リリース予定となっている。いずれも性能向上が見込めたり、スタイルアップに貢献するパーツばかり。現在注目株となっているライトウエストスポーツモデルだけに、オーナーは要注目だ。
ゼログラビティ スクリーン YZF-R7
すでに発売中となっているのがゼログラビティ製スクリーン。ゼログラビティは歪みが少ないブローモールド製法でクリアな視界が得られるスクリーンを多数販売中。カスタムシーンでも人気のブランドだ。そのゼログラビティからはスタイルや用途別に応じた複数の形状が用意されているが、YZF-R7用に用意されたタイプはダブルバブル、SR、スポーツツーリング、コルサ、MARC1の5タイプ。うちSR、ダブルバブル、スポーツツーリングはクリア、スモーク、ダークスモークの3カラーが選択可能で、コルサとMARC1はクリアとスモークの2種類が用意される。タイプやカラーごとの価格に違いはなく、選び甲斐があるラインナップとなっている。
価格:1万5,400円
フェンダーレスキット YZF-R7
現在予約受付中で4月中旬にはデリバリー予定となっているフェンダーレスキット。昨今のスポーツモデルはウインカーとナンバーステーが1つのユニット化しているが、どうしても後ろに飛び出ている印象がぬぐえない。そこを車体側に近付けつつスタイリッシュにするフェンダーレスキットが人気商品となっており、アクティブにもすでに多数のバックオーダーが入っているのだとか。
ナンバー取り付け角度は車検適合の40度。LEDナンバー灯も付属するがリフレクターは別売りとなるので別途お買い上げいただきたい。
なお別売りのリフレクターは取り付け形状によってTYPE-1スクエア、TYPE-2トラペゾイド、TYPE-3スリムの3タイプが用意されている(各1,760円)。
価格:2万5,300円
ハイスロットルキット EVO2
5月上旬を目途に発売を予定しているハイスロットルキット EVO2。アクティブ製ハイスロットルキットは動作の軽さを追求しているのが最大の特徴といえる。これは同社が積極的にサポートするレースシーンからフィードバックされており、ワイヤータイコを接続するブラケットのガタを抑えるよう片側のみに溝を設けたり、ワイヤー表面の凹凸を極力なくしても抵抗を低減させるといった工夫が見られる。
またハイスロットルというと少ないアクセル操作で全開にしやすくする目的で開発されてきたが、あえてダルな反応が得られるようホルダーサイズはスモールとラージの2種類を用意。シチュエーション別に使い分ける、ということも可能だ。
カラーはシルバーとブラックを用意。製品は巻き取り径φ42/44とφ50/52の2種類でカラー2種、合計4種類のラインナップとなる。
価格:1万6,500円
ハイパープロ サスペンション
オランダ生まれながら日本の道路事情に即した設定としたジャパンスペックを採用するハイパープロから、リヤショックやフロントフォークスプリング、リヤショックスプリング、スプリング同士のコンビキット、フロントフォークスプリングとリヤショックのセットになったストリートボックスがリリース予定。スプリング系製品は6月下旬、リヤショックは7月下旬を目途に入荷予定となっている。
ハイパープロ製サスペンションユニットの最大の特徴は、スプリングがコンスタントライジングレートと呼ばれる不等ピッチを採用する点。これにより低荷重時からショック自体が動きやすくなり、かつ高荷重時にはしっかりと支えるという特性を持つ。そのためスプリング交換だけでもその利点が得られるだろう。
リヤショックに関してはホース付きタンク、ホース付きタンクHPA付きの2種類がリリース。前者はいわゆるリザーバータンク付き、後者のHPAは油圧プリロードアジャスターの略だ。
価格
フロントスプリング | 2万2,000円 |
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リアスプリング | 2万4,200円 |
コンビキット | 4万2,900円 |
リアショック(ホース付タンク) | 14万800円 |
リアショック(ホース付タンク HPA付) | 17万500円 |
ストリートボックス(ホース付タンク) | 15万4,000円 |
ストリートボックス(ホース付タンク HPA付) | 18万1,500円 |
そのほかにも、ビルドアラインのブレーキホース(フロント3万250円〜、リヤ2万1,780円〜)、DNAモトフィルターのエアフィルター(1万3,200円)も発売中となっている。
※価格はすべて税込み