アルマイト加工やブレンボジャパンの二輪正規代理店として知られるコーケンが新カスタムブランド「EVATEK(エヴァテック)」を発表した。同社代表で元レーサーの二宮慎一郎氏がレースでつちかった限界をねらうバランス力、カッコよさを最優先させ、さらにコーケンの得意分野でもあるアルマイト技術を用いて個性と存在感のあるカスタムの楽しさを提供することを目指して設立されたという。
マフラーを筆頭にスライダーやフェンダーレスキットを展開する予定で、予約開始は3月17日から。公式サイトで下記製品の予約が可能だ。各パーツの対応車種は多岐に渡るので公式サイトで確認いただきたい。
EVATEKマフラー
ブランドとしてもこだわりを持つ製品がマフラーで、「カッコいいから装着したい」と言わせる、時代を越えるフォルムに「聞かせてあげたい音」が加わり、乗りやすく身体と耳でライディングが楽しめるものであることを追求。とくにアクセルを戻した際のサウンドにこだわりつつ、JMCA認定・政府認証マフラーとして仕上げている。
素材には高品質なチタンをサイレンサーだけでなくジョイントパイプにも採用。肉薄なパイプが図太いサウンドの根源となっているとのこと。そして外観的にはオフセットとポジションのバランスを追い求め、そのなかでも角度にもこだわったことで「ネオクラシック」な存在感を持ち個性を演出する、と同社では解説する。
EVATEK 真円マフラー
カラー:ブルー「カラード」、チタンカラー「ソリッド」
価格:9万3,500円
EVATEK 多角マフラー
カラー:ブルー「カラード」、チタンカラー「ソリッド」
価格:9万9,000円〜
EVATEK Hybrid ボディースライダー
現在のカスタムシーンのみならず、広く愛好者が多いスライターもEVATEKは展開する。ベース部分はアルミ削り出し+アルマイト処理。アルマイトによるカラーバリエーションにレーザーマーキングをほどこすことによりスタイリッシュなデザインを追求する。標準カラーバリエーションはホンダ3色、ヤマハ&スズキ3色、カワサキ3色、KTM&ハスクバーナ4色と非常に豊富だ。トップ部分は機械的強度や耐摩耗性にすぐれたプラスチック、POM(ジュラコン)を採用し、はめ込みによる異素材を組み合わせるハイブリッド構造とすることで、デザイン性と高強度の両立を目指している。スライダートップはブラックとホワイトの2色展開となる。EVATEK(エヴァテック)の母体であるコーケンのカラーアルマイト技術でカラーアルマイトのオプションも用意しており、選ぶ楽しさも提供したいとのことだ。
EVATEK Hybrid ボディースライダー
価格:1万3,200円〜
EVATEK Hybrid バーエンドスライダー
車体側のスライダーだけではなくハンドルバーエンド部のスライダーも用意。ベース部分はアルミ削り出し+アルマイト処理。これもスライダー同様に豊富なカラーバリエーションを用意する。ノーマルのバーエンドと付け替えるだけの簡単装着となる。
EVATEK Hybrid バーエンドスライダー
価格:4,950円
EVATEK サイドスタンドプレート
車種にもよるが、純正サイドスタンドは底面の面積が小さいものもあり、軟弱な路面などで先端が地面に埋まったり、車体保持が不安定になることも。その対策品としつつ見た目にもこだわったのがEVATEK サイドスタンドプレートとなる。取り付けはボルトオン。こちらもコーケンのカラーアルマイト技術により豊富なカラーバリエーションを誇る製品となっている。
EVATEK サイドスタンドプレート
価格:8,800円
EVATEK フェンダーレスキット
スタイリッシュさとシンプルなフォルムにこだわったフェンダーレスキットもリリース。理想のフォルムを実現させるため可能な限りワンピース構造での設計を採用するのが特徴だ。曲げ加工技術と高品質アルマイトが自慢のEVATEK一押し商品。基本色はブラックだが、カラーオーダーで全16色から選択可能だ。
EVATEK フェンダーレスキット
価格:1万3,200円
EVATEK チタンステー
コーケンとしても実は何度か製品化に挑戦していたというが、このたびEVATEKとして製品化を達成。チタニウム独特の手曲げと色で、愛車の高級感がさらにグレードアップすることだろう。高品質なのにリーズナブルな価格としており、同ブランドの自信作でもある。
EVATEK ブレンボマスターシリンダー用タンクキット チタニウム
価格:9,680円
付属:タンク・ステー・ホース類
EVATEK ブレンボマスターシリンダー用タンクステー チタニウム
価格:8,580円
付属:ステー・ホース類
※価格はすべて税込み