ヨシムラジャパンはGSX-R1000/R用リヤホイールスピードセンサーオフセットキットの発売を開始した。
2017年式以降のGSX-R1000はリヤホイールを車体から外す際、スピードセンサーがブレーキディスクに引っかかる位置にあるため、まずセンサーを車体から外さなくてはならず、外し忘れて作業をすると破損の恐れがあるという。そこでセンサー取付位置をオフセットさせ、センサーを取り外すことなくリヤホイールを取り外せるというパーツだ。
これは同社の耐久レース参戦時の現場で、タイヤ交換時に毎回スピードセンサーを取り外すことによる作業効率の低下、スピードセンサーの破損、付け忘れの作業リスク低減が課題として挙げられたため開発に至ったとのこと。
市販車にも装着可能になっており、レースマシンへの使用だけではなくスピードセンサーの破損を防ぐパーツとしてお勧めとなっている。タイヤ交換をスズキ専門店以外でも行なうユーザーなら、万一の損傷に備えて採用を検討してみてはいかがだろうか。
なおスペアタイヤでの使用も想定し、リヤホイールに装着するだけの商品も設定されている。赤いアルマイト処理されたリング形状のモノがそれだ(税込み1万1,000円)。
リヤホイールスピードセンサーオフセットKIT
価格:1万3,200円(税込)
適合:GSX-R1000R(17-22)・GSX-R1000(17-22)