カスタムピープル撮影会 in 甲府2りんかんは台風横断中ながら無事開催！

台風接近中でも雨天決行！ けどバイクは来るのか!?

カスタムピープルでは過去、本誌でも多数の撮影会を開催してきた。そのほとんどすべては快晴下で行なってきたが、例外もある。そしてその例外の一つとなったのが、9月18日(土)に山梨県・甲府2りんかんで開催したカスタムピープル撮影会だ。

当日はちょうど台風14号が勢力をたもったまま本州を横断中で、18日午前には中部～東海に差しかかる予報。当然ながら大雨・洪水・強風注意報が各地にも発令されていた日だ。当日の朝、東京都港区を出発したスタッフだったが、早朝の東京は大雨。文字どおり台風下での天候そのものといった具合だった。しかし、山梨県に入ったことから状況は一変。ところどころ薄雲のすき間から晴れ間がのぞき、雨もかなりの小降りに。10時スタートの段階では止んでおり、その後も小雨が降ったり止んだりの繰り返しとなった。ただ、山梨県甲府市周辺がそうだっただけで、関東や東海、中部在住者がバイクで高速道路を利用する人はまずいなかったと思われる。そのため、この日バイクを見かける機会自体がほとんどなく、そのなかでも撮影会の対象となる車両もごくわずか。そのため撮影会参加者は2名にとどまった。なおCB1100の”はち”さんは、山梨県内が小雨だったので10時前に現地入りしてくれたツワモノだ。

撮影会参加車両

山梨県唯一の2りんかんが本撮影会の舞台

今回の撮影会の舞台となった甲府2りんかんは、中央自動車道・甲府中央ICから約5分、甲州街道(国道20号)沿いに位置する大型バイク用品専門店だ。甲府市内のほぼ中央という抜群の立地を活かし、山梨県内唯一の2りんかん店舗として幅広いサービスを提供している。国道20号は通常であれば関東からのツーリングルートとしても愛用されており、ツーリングの往来で不足したモノがあれば活用しやすいのも利点だ。

駐車場も四輪15台以上、バイク20台をゆうに収納できるスペースを確保。この日はとくに雨天ということもあり四輪車での来店が多かったが、駐車場中央がバイク駐車スペースとなるので、バイクであれば停車場所に困ることは少ないだろう。

店内はというと、1階はハードパーツ中心の品ぞろえ。これから気温が大きく変化する時期で、バイクにとっても低温化する環境に対応する準備が必須だ。とくにタイヤやエンジンオイル、バッテリーがそれに該当するが、有名ブラントや純正品など豊富なラインナップが用意されている。また、アフターパーツはオーリンズやブレンボ、ゲイルスピードといった有名ブランドを筆頭に、カスタムシーンで人気のT-REVやスフィアライトのLEDヘッドライトバルブなども取り扱っている。取り寄せも可能なので気になる人は相談してみてはいかがだろうか。

2階はヘルメットやウエアなどのギア類ほを中心としたセレクトだ。とくにヘルメットはかなりの在庫数を誇るほか、2りんかんのサービスとしてヘルメットのフィッティングサービスを行なっているので、メーカーごとに微妙に違うサイズ感などを確認できる点もありがたい。ウエアもRSタイチやエルフ、クレイスミス、2りんかんオリジナルブランドのモーターヘッドなどのジャケットやオーバーパンツ、グローブ、シューズなども用意。愛車に合わせたコーディネイトを楽しみつつ自分にマッチするギア類をそろえたくなる。

また、2りんかんではバイク専用ガラスコーティング処理サービス”KeePerコーティング”を積極展開しており、ヘルメットやバイク自体への施工も行なっている。雨天にもかかわらず四輪でヘルメットを持参し、施行してもらう姿も見られたが、愛車や愛用品を末永く使うためにも、こういったサービスが身近にあるとうれしいところだ。

さらに2りんかんはピット作業スペースも充実しており、車体の修理やパーツ交換、車検整備にも対応している。バイクを車両メーカーの正規販売店ではなく、インターネット専売店や中古車専門店で購入する人もいるだろうが、値段だけで購入を決めて遠方の店舗で購入すると、困るのが修理やカスタム対応。昨今は購入店以外での修理やカスタム対応を受け付けないというショップも多いが、2りんかんではそういう心配もしなくていい。国内4メーカーはもちろん外車、現行車ばかりではなく旧車にも対応してくれるので「困ったら2りんかん」を合言葉に、遠慮なく相談してみよう。ただし工場にはスペースや作業予定もあるので、まずはご相談を。

山梨県は関東や東海方面からツーリンク先としても選ばれやすい場所でもある。そのツーリング途中での活用はもちろん、パーツ入手を中心にカスタムの拠点としても活用しやすい甲府2りんかん。ぜひ今後のカスタムライフでも活用したい場所だ。

なおカスタムピープル撮影会は今後も適時、開催予定。今回は天候のため参加を見送った人も、今後をお楽しみに。