2020年4月、カワサキインドネシアがYouTubeにアップしたレーシング仕様のNinja ZX-25Rに装着されていたヨシムラ製HEPTA FORCE TSSレーシングサイクロン。大きな反響があったパーツだったが、この度、日本で発売を開始。
発売されるのはチタン製モデル“レーシングチタンサイクロン”とステンレス製モデル“レーシングサイクロン”の2種類で、いずれもグローバルなレースシーンを想定し開発されたショートサイレンサーを採用するフルエキゾーストシステムとなる。
国内レースではオートポリスとSPA直入で開催される九州エンデュランスフェスタのレースレギュレーション(※2020年レギュレーション)に対応している。ただしJP250レギュレーションには対応していないので、対応マフラーは別途設定となる。
レーシングチタンサイクロンはチタンパイプによる軽量化によってスポーツ性能を最大限に追求。重量は純正マフラーと比べ半分以下となる約57%の軽量化(純正:8.6㎏、チタン/チタンブルーカバー:3.7㎏)となり、レギュレーション内で最大限の出力を引き出したとのこと。
レーシングサイクロンはコストパフォーマンスにすぐれたステンレスパイプを採用し、重量は純正マフラーと比べ約43%の軽量化(純正:8.6㎏、チタンブルーカバー:4.9㎏)とした。
いずれも250㏄クラスのレースが盛んな東南アジアの高温な地域や時期でのレースも想定し、エキゾーストパイプはできる限り車体近くにレイアウトさせながらも、ビッグラジエターへの交換やオイルクーラー増設ができるスペースを確保させている。反面、装着状態でのオイルフィルターは交換不可だ。
なお、ヨシムラジャパンからも注意喚起されているが、本製品はレース専用品のため一般公道での使用は不可。
Ninja ZX-25R(20:国内仕様)/(20:インドネシア仕様)HEPTA FORCE TSS レーシングチタンサイクロン
TT(チタンカバー):20万6,800円
TTB(チタンブルーカバー):21万2,300円
Ninja ZX-25R(20:国内仕様)/(20:インドネシア仕様)HEPTA FORCE TSS レーシングサイクロン
SSF(サテンフィニッシュカバー):17万500円
STB(チタンブルーカバー):17万9,300円
※価格はすべて税込み