過去製品と同様のスペックながら削り出しにより高精度・高耐久性を追求
過去に発売されていたZRX1200R/S用のヨシムラST-1カムシャフトが削り出し製法になって再登場することになった。
プロフィールは過去製品と同一で、ZRX1200R/Sの高回転域での性能アップを追求した製品。かつ同社TMR-MJNφ38㎜キャブレターとサイクロンマフラーとを組み合わせて使用することで、ZRX1200R/Sのポテンシャルをフルに発揮できることを目指している。
削り出しで製作するうえでは、ヨシムラジャパンで品質をコントロールして作った素材(ダクタイル鋳鉄の一種)を使用。さらに、その素材に最適なレーザー焼き入れをほどこしているとのこと。新材料とレーザー焼き入れにより、高硬度で歪みが小さく、潤滑性の高い高精度・高耐久性を追求して製作したとヨシムラは説明している。
基本的にボルトオンでの組み込みが可能だが、正確を期すうえではバルブタイミングの再設定が推奨されている。
対応エンジンはZRT20AEのみで、クローズドサーキット専用品となる。
2021年3月中旬発売予定で、現在は予約受付中だ。
ZRX1200R(01-08)、ZRX1200S(01-04) ST-1MカムシャフトSET
価格:15万1,800円(税込)