スポーツツーリングに適したタイヤとして扱いやすさとウェット性能を重視
さまざまなバイク用タイヤをリリースしているブリヂストンは、新型型スポーツツーリング向けラジアルタイヤ“BATTLAX SPORT TOURING T32”を2月1日から全国で発売中だ。
T32はT31の後継モデルで、ウェットな路面でのトラクションやブレーキ性能、コーナリンググリップを高めるため“PULSE GROOVE(パルスグルーブ)”を採用。タイヤの溝の形状を脈動形状にするとともに、ディフレクターを設けることで水の流れを均一化し、かつ水が流れる速度を高めることで排水性を高めたことで、T31との対比ウェット制動距離が7%短縮したとのこと。
またブリヂストンの独自技術“ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)”により、接地面での粘着域が増加したことに加え、リヤタイヤでは接地面積が13%アップし、ドライやウェットなど路面状況を問わず接地感を高め、コーナリングでのグリップ性が向上したとブリヂストンは説明している。
また、中〜重量車向けにオプションスペック(GTスペック品)もラインナップに用意。こういった車両向けに溝の配置やパターン剛性を最適化することでT31(GTスペック品)対比摩耗ライフが10%向上しているとのことだ。
サイズ展開は、フロント用が110/70-17や120/70-19など全10サイズ、リヤ用は140/70-18や150/70-17、190/55-17など全12サイズが用意されている。
BATTLAX SPORT TOURING T32F
BATTLAX SPORT TOURING T32R
※価格はすべて税込み