後方視認性を改善できる延長アダプターを追加可能
バックミラーの老舗メーカー、タナックスから新型ミラー“クロス3プラス”が12月10日に発売される。
プラスの文字が冠せられる前のクロス3は10数年来、同社ラインナップに存在する定番モデルとなっていたが、このたび新機能を追加したうえでシルバー鏡とブルー鏡の2種類での展開となる。
大きな違いはステーの結合部分に付属のアダプターを追加することで、ステー長を20㎜延長できる点だ。近年はキャンプブームもあって、リヤ部に大型キャリアを搭載したり、あるいはこの時期からは厚手のアウターを着る機会が増えることで、後方視認性を損ねることもある。そこでステーを延長することで後方視認性の確保にも寄与するとのこと。またステーを延長しない場合には高さ調整用のスペーサーとしてもアダプターを活用できる。
そして先にも触れたように、鏡面がブルーだけではなくシルバーも追加された点も大きな変更点だ。シルバーには広角R1000シルバー鏡、ブルーにはドイツ製高品質ブルー鏡を使用している。
ミラーそのものは保安基準を鏡面サイズ、衝撃吸収機構(ターナー)ともに全年式でクリアしているが、保安基準適合と車検適合とは厳密には異なるので取り付け時には注意いただきたい。具体的には左右両側に取り付けること、後写鏡の反射面の中心が舵取り装置(ステムブラケット)の中心から280㎜以上外側となるように取り付けること、が必須だ。
製品名 | クロス3プラス | ||
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品番 | AY-10 | AY-10B | |
鏡面 | シルバー鏡 | ブルー鏡 | |
ネジ径 | 10㎜ | ||
価格 | 2,750円/1個(税込) | 3,520円/1個(税込) | |
発売時期 | 2020年12月10日 |