GSX-Sカタナを彷彿させるデザインのカウルとロアハンドルとの組み合わせ
ヨシムラジャパンからこのたび発売されるのは、KATANA用カウル(アッパーとフューエルタンク)とハンドルのセットだ。
まずハンドルキットはヨシムラの“Xコントロール”仕様。このXコントロールとは、マシンをコントロールするために重要となるライディングポジションにこだわり、その結果としてダイレクトなハンドリング操作が得られることを目指して開発された製品だ。材質には高強度のジュラルミンを採用することで軽量化と高剛性の両立を追求している。
なお、このハンドルキットは純正互換ではなく、純正フューエルタンクカウルと併用するとハンドル操作時にカウルと接触することがあるほか、ハンドルロックも機能しないため、ヨシムラフューエルタンクカウルとの併用が必要になるので注意。
また、同製品を装着することで車体寸法も変更されるので、構造変更の申請が必要になる点にも注意したい。
カラーリングは写真のスレートグレー(アルマイト仕上げ)のみとなる。
フューエルタンクカウルは上記ハンドルキット装着時にハンドルをフルロックしても干渉しないよう、同社で開発したオリジナル形状のカウルとなる。
さらに、アッパーカウルはGSX1100Sカタナのテイストを盛り込んてリデザインされているのが特徴。サイドのスリットのデザインやアッパーカウルのラインが直線状になるなど変更が加えられつつも、KATANAらしさを演出している。
アッパーカウルは写真だと装着例として同社ウインドアーマーや“刀”ロゴステッカーが装着されているが、製品には含まれないので別途購入する必要がある。
フューエルタンクカウルとアッパーカウルはともにFRP製で、シルバーとブラックの塗装仕上げ、無塗装ブラックの3バリエーションを用意している。
今回はセットとしての紹介となるが、いずれも単品でも購入は可能だ。ただし、先にも書いたようにハンドルは単体で純正車両に装着すると危険を伴いかねないので、くれぐれもフューエルタンクカウルと併せて採用いただきたい。
じつはこのヨシムラ製カウルの存在に関しては公開時期こそ早かったものの、ヨシムラクオリティを追求するための開発に時間を要したとのこと。それだけにKATANAファンやオーナーは要注目だ。
装着イメージ
KATANA(19)カウル&ハンドルSET
3点セット | 25万9,600円(無塗装16万5,000円) |
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2点セット(ハンドルKIT&タンクカウル) | 14万800円(無塗装9万7,900円) |
※価格はすべて税込み