Z1000MkⅡが発売開始になったのは、今から40年近く前のことだ。となると各部の経年劣化が否めず、日常的に乗るには、それらを改善しなければならない。さらにオーナーは性能面のレベルアップも望んでいた。劣化を修正すると同時に、今の最新技術を採用したい。この要望のもとにオーナーは、ブルドックにZ1000MkⅡをベースとしたGT-M(ジェニュイン・チューニング・マシン)の製作を依頼したのである。GT-Mとは同社が展開するコンプリートマシンで、エンジンとフレームをいったんすべて分解し、不備があれば修正、または新品に交換し、現在の最新技術を組み込みながら作りこまれる。
カスタムパーツギャラリー
「Z1000MkⅡ by ブルドック」の主なカスタム内容
エンジン総排気量 | 1,119㎤ |
---|---|
ピストン | コスワースφ76㎜ |
キャブレター | ケーヒンFCRφ39㎜ |
エキゾーストシステム | ウィンマッコイ |
ホイール | (F)ラヴォランテ 3.50-17 (R)ラヴォランテ 6.00-17 |
タイヤ | (F)ブリヂストン RS10 120/70-17 (R)ブリヂストン RS10 190/50-17 |
Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット ローター:サンスター マスター:ブレンボ |
Rブレーキ | キャリパー:ブレンボ2ポット ローター:サンスター |
Fフォーク | ナイトロン |
ブラケット | マッコイ |
Rショック | ナイトロン |
スイングアーム | マッコイ |
ステップ | マッコイ |
シート | エムテック中京 |