このマシンはポルトガルのカスタムビルダー、カルロス・ロドリゲス(Carlos Rodrigues)氏が製作したコンセプトモデルで、その名もモルターグァファイター8(MORTAGUA FIGHTER 8)。よく見るとベースエンジンがGSX-R1100とわかるし、片持ちスイングアームにセンターハブステアなのもわかるが、それ以外がまったく正体不明。それもそのはずで、フレームや外装などは完全オリジナルで、ワンオフにより製作されたモノなのだ。
プロフェッショナルカスタムマシン
プロの製作したカスタムマシンは、市販化されたパーツをただ取り付けるだけではない。取り付けたパーツの性能をフルに発揮できるようにセッティングしたり、細かいフィッティングにもこだわっていて、それがひいてはマシンとしての完成度の高さに結び付いているのだ。その実例をここでは紹介する。