プロフェッショナルカスタムマシン

プロの製作したカスタムマシンは、市販化されたパーツをただ取り付けるだけではない。取り付けたパーツの性能をフルに発揮できるようにセッティングしたり、細かいフィッティングにもこだわっていて、それがひいてはマシンとしての完成度の高さに結び付いているのだ。その実例をここでは紹介する。

カワサキ
ZRX1200 DAEG by バズファクトリー

Z1000Rのイメージを残した現代版ストリートファイター

カスタムマシン ZRX1200DAEG by バズファクトリー

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ZRX1200ダエグの特別仕様車がリリースされ、20年前に所有していたZ1000Rにあまりにもイメージが近いことから購入する。以前やり残したカスタムをショップに依頼することで完結した。

「このダエグのオーナーが、Z1000Rに思い入れがあるので、現代のカスタム手法でストリートファイター的なダエグを目指しました」(バズファクトリー内山学代表)。

このZRX1200ダエグ(以下、ダエグ)は、昨年に一度カスタムされていて、今回はそれ以来のカスタムとなる。昨年のカスタムでは、Z1000R時代からの願望だったオーリンズの倒立フォークを組み、ブレーキキャリパーをブレンボに変更するなどの作業が行なわれた。その時、Z1000R時代にやり残していたカスタムをほぼ実現している。

今回のカスタムでは足まわりを中心に手が入れられた。その一つがBSTカーボンホイールの採用だ。純正ホイールの重量と比較すると同社測定値で前後でなんとノーマルの2分の1に近い7.5kgの軽量化を実現しているのだ。ホイールの軽量化により、ホイールがまわることで生じるジャイロ効果も軽減し、かつブレーキの効きも向上しているそうだ。さらに、スイングアームの両サイドと、前方に補強加工もほどこされている。


カスタムパーツギャラリー

問い合わせバズファクトリー
住所神奈川県海老名市下今泉1-14-49
電話番号046-236-3801



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