あこがれているモデルは存在するが、所有している免許の都合上、公道で乗ることはできない。そこで、自身の免許に適合した車両をベースに、あこがれのモデルをイメージしてカスタムした。
川口謙一さんはZ1000MkⅡにあこがれていたが、大型二輪の免許は所有していない。そんな時にZRX(400)のラインナップにZ1000MkⅡカラーがあることを知り、そのモデルを購入しようと考える。しかし、そのカラーリングは生産中止となってしまう。結果、ZRX-Ⅱを購入し、Z1000MkⅡカラーに仕上げていった。
カラーリング以外にもZ1000MkⅡのスタイルにこだわっている。その一例が、テールカウルとシートだ。テールカウルはZファーザーのZ1000MkⅡテールキットに変更する。シートにはPMCのZ1000MkⅡ純正レプリカのシートレザーを装着している。その際、Z1000MkⅡ純正のシートはZRX-Ⅱ純正よりも長いため、全体のフォルムを損なわないようにテールカウルを後方へずらした。
外装はZ1000MkⅡイメージに変えているが、カスタム箇所は機能系パーツにもおよぶ。パワーユニットに関しては、マフラーにビートのエキゾーストパイプとダンモトのサイレンサーを採用。ラジエターにはZX-9R純正を流用している。車体関連ではゼファー750のフロントフォークを流用したり、サブフレームを追加したりする他、ハンドルはセパレートタイプに変更するなど、よりスポーツ性を持たせた。こうして見た目と性能ともに、好みの仕様としている。
カスタムパーツギャラリー
「ZRX-Ⅱ by 一般オーナー」の主なカスタム内容
エンジン総排気量 | 398cm3 |
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エキゾーストシステム | ビート、サイレンサー:ダンモト |
ラジエター | ZX-9R |
ハンドル | ハリケーン |
Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット |
Rブレーキ | キャリパー:ブレンボ2ポット |
Fフォーク | ゼファー750 |
シート | PMC |
テールカウル | Zファーザー |