ページ 1 2 3 高品質を追求するアールズ・ギアの設備群 アールズ・ギアはさらなる品質の向上を目指し、2014年、三重県亀山市に600坪の広大な工場を竣工している。マシニングセンタやパイプベンダーなどを完備し、パーツなどの一部をのぞき、ほとんどの製品を自社で生産している。スタッフは現在16名が在籍しており、今後も拡充予定だ。 サイレンサーステーなど、マフラーのパーツに加え、ポジション系のパーツなどは2基のマシニングセンターで製作しており、製品のクオリティを追求 機械曲げのマフラーに使用するパイプベンダーも2基を用意。これらの機材を駆使して、美しいカーブを描くパイプを生産し、高い品質の製品を日々生み出している マフラーはシャーシダイナモによるテストと、樋渡自らの実走テストを経て開発される。数値やライダーが体感するフィーリングなど、あらゆる性能を徹底して追求している 充実の生産体制同様、製品開発体制もしっかりと整える。工場内中央には開発専用のスペースが設けられていたが、ゆとりを持たせたスペースとなっている 機械力だけではなく技術力もアールズ・ギアの魅力だ。アールズ・ギアのマフラーの特徴のひとつが、手曲げによる生産である。樋渡氏を筆頭に、素材の特性を熟知したスタッフは、美しく正確なカーブを手作業で作り出している 性能はもちろんのこと、アールズ・ギアはデザインに関しても強いこだわりを持つ。溶接個所にも美しさを追求していて、その美しさはアールズ・ギア製品の特徴の一つでもある 曲げやカットといった工程を経たパーツは、冶具に固定されて溶接される。まず点付けで固定され、この後ターンテーブルによって円周を溶接する ※本記事はカスタムピープル186号(2018年12月号)掲載記事を再編集したものとなります。時系列はとくに断りがない限り、記事製作当時のものとなります ページ 1 2 3 取材協力アールズ・ギア TEL0120-737-818(一般ユーザー専用)0595-85-8778(販売店・業者専用) URLhttps://www.rsgear.co.jp